山口市/H様邸/外壁塗装工事


こんにちは!
山口市の住宅リフォーム・外壁塗装工事を行っております 匠建設 です。
今回は、山口市H様邸にて外壁塗装工事を行いました。
H様邸は、白い外壁を基調とし、木部や破風・鼻隠し・雨樋などの付帯部が多く使用されている意匠性の高い住宅です。
住まい全体の美観性を大きく左右する構造のため、今回は「超低汚染」「高耐久」「艶感の統一」「意匠部分の保護」をテーマに、全体の塗料グレードを高めた施工プランをご提案しました。


白色外壁は特に
• 雨筋汚れが目立ちやすい
• コケや藻が付着しやすい
• 色あせしやすい
といった問題があります。
そのため、外壁には汚れに極めて強い 「超低汚染リファイン1000MF-IR」 を採用。
さらに、木部や軒天、付帯部には、外壁と耐久性のバランスが取れるようフッ素塗料や高耐久木部保護塗料を組み合わせ、性能面でもデザイン面でも長期間美しさを維持できる仕様としました。
1. 高圧洗浄|塗装工事の品質を決める“最重要工程”
外壁塗装でもっとも軽視されやすいのが「洗浄工程」ですが、実はここが塗装の密着性・耐久性を左右する最重要ポイントです。
高圧洗浄が不十分だと、どれだけ高級塗料を塗っても剥がれ・膨れの原因となります。
《洗浄内容の詳細》
✔ 外壁全面
✔ 玄関アプローチ
✔ 勝手口コンクリート部
✔ ベランダ床全域
✔ 土間(洗い出し部分)
✔ 既存コーキング周りの汚れ除去
高圧洗浄時には、外壁だけではなく砂埃・花粉・排ガス汚れが溜まりやすいサッシ周り・幕板・換気口付近・基礎天端 など細かな部分も丁寧に洗い流します。






2. コーキング工事|住宅の寿命を伸ばす「オートンイクシード」使用
シーリング材(コーキング)は、外壁材の伸縮を吸収したり、雨水の侵入を防ぐ役割があります。
ここが劣化すると、
• ひび割れ
• 硬化
• 隙間
• 外壁内部への雨水浸入
• サイディングの浮き
など大きなトラブルにつながります。
今回は、高耐久の代名詞ともいえる 「オートンイクシード」 を使用。
一般的なシーリング(耐用5〜7年)と比べ、
耐久20〜30年 と圧倒的に長寿命です。












《施工箇所》
• 外壁目地
• サッシまわり
• コンセントカバーまわり
• 玄関ドア周り
• 基礎のクラック補修
• モルタル欠損部の補修
細部まで丁寧に処理することで、外壁内部への雨水侵入を防ぎ、建物の寿命にも大きく寄与します。
3. 外壁塗装|“超低汚染”ד無機フッ素”の最上級仕上げ
H様邸の白い外壁には、美観性を長期間保つために最も適した塗料として「リファイン1000MF-IR」を使用しました。
《使用した材料》
• 上塗り:超低汚染リファイン1000MF-IR クールホワイト(3分艶)
• 下塗り:エポパワーシーラー
• 添加剤:アステックプラスSW(防藻・防カビ)
《この塗料を選んだ理由》
① 圧倒的に汚れがつきにくい(超親水性)
雨水が汚れを浮かせて洗い流す“セルフクリーニング”機能を持つため、白い外壁でも長期間明るさを維持できます。
② 無機×フッ素で耐候性15〜20年クラス
紫外線に強く、色あせしにくい高耐久塗料です。
③ 遮熱性が高く、室内温度の低下にも貢献
赤外線を反射し、夏場の熱の吸収を抑える効果があります。
④ 添加剤(アステックプラスSW)で防藻性UP
北面・湿気の溜まりやすいベランダ周りなどに有効。
塗装前には、チョーキング(白い粉吹き)・微細なクラック・汚れを丁寧に確認し、下地調整を行ってから塗装しています。




4. 木部塗装|キシラデコールで木の風合いを守る
木部は紫外線・雨に弱く、特に「剥離」「腐食」が起きやすい部分です。
そのため、浸透性保護塗料 キシラデコール コンゾラン(パリサンダ) を採用しました。
《主な施工箇所》
• 門扉
• 妻飾り
• ベランダ木部
• 玄関前の柱
• ウッドデッキ
• 庇柱部分
• 破風板部分などの木部
《木部塗装の工程》
- 目荒らし(表面研磨)
- 木部専用下地処理
- キシラデコール塗布(1回目)
- 中塗り〜上塗り
- 乾燥後に色ムラ確認・仕上げ調整
キシラデコールは表面に膜を張らないため、
膨れ・剥がれが起きにくく長期間木を守るのが大きなメリットです。




5. 木目サイディング・軒天|高耐久フッ素で美観を保つ
木目サイディングは見栄えがいい反面、
雨・紫外線によって色あせや劣化が起きやすい部分です。
今回は、外壁との耐久性を揃えるため
キクスイ SPパワーフッソ(05-20B/3分艶)
を採用。
《施工内容》
• 劣化部分の調色補修
• クラック部の補修
• 下地調整
• フッ素塗装2回仕上げ
• 最後にクリア仕上げで保護膜形成
木目の意匠性を保ちつつ、耐候性が向上し、色あせしにくくなります。




6. 付帯部塗装|細部までフッ素仕様で耐久性を統一
付帯部は建物全体の印象を引き締める重要な要素です。
《主な施工箇所》
• 雨樋・縦樋
• 破風・鼻隠し
• 水切り板金
• シャッター戸袋
• 玄関庇
• ベランダ下庇
• 勝手口庇
《使用材料》
• 下塗り:キクスイSPパワーシーラー
• 鉄部下塗り:キクスイSPプライマーエポ(黒サビ止め)
• 上塗り:キクスイ SPパワーフッソ N-20(3分艶)
樋や破風は経年劣化で色あせが起こりやすいため、
フッ素塗料で“高耐久ブラック”に統一することで
家全体が引き締まり、高級感のある外観となります。
シャッター戸袋などの鉄部は、錆止めプライマーを使用し
錆の再発防止 を徹底しています。








施工まとめ|美観・耐久性ともに大幅アップした高品質外壁塗装
今回のH様邸外壁塗装では、
外壁だけでなく付帯部・木部すべてをフッ素または高耐久塗料で施工し、
建物全体の寿命を大きく伸ばす仕様となりました。
《今回のポイントまとめ》
• 外壁は超低汚染無機フッ素で汚れがつきにくい
• 付帯部もフッ素仕様で統一し耐候性UP
• 木部はキシラデコールで木材を内部から保護
• コーキングはオートンイクシードで長寿命化
• 洗浄〜下地処理まで丁寧に施工し塗膜寿命を最大化
見た目の美しさ×長寿命化を両立した外壁塗装となりました。








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