外壁塗装の塗り替えサイン?放置すると危険な劣化症状をチェック!




外 壁
新築から約10年経過後がお住いの塗り替え時期とよく言われますが、すべての住宅に当てはまるわけではありません。塗料の種類や施工環境によってベストなタイミングは異なるので、「それよりも早い時期に塗装しておけばよかった」というケースも少なくないのです。そのサインを気付いてあげなければ、貴方にとっても、家族にとっても、お住いにとっても、大きな損失になるでしょう。そうならない為に、建物の7つの劣化サインを覚えておきましょう。
1.チョーキング現象
2.色褪せや艶の喪失
3.苔やカビの発生
4.金属部分のサビや腐食
5.外壁のひび割れ
6.コーキング(シーリング)の劣化
7.塗膜の剥がれ
1.チョーキング現象


外壁を触ったときに白い粉が手につく現象を「チョーキング」と呼びます。塗料の顔料が表面に出てしまう劣化症状で、塗膜の防水性・耐候性が低下しているサインです。進行すると雨水の侵入リスクが高まるため、塗り替えを検討すべき明確なサインとなります。
2.色褪せ、艶引け


紫外線や風雨の影響により、塗膜表面の樹脂が分解し、色の退色や艶の消失が生じます。特に南面や西面で顕著に現れやすく、塗膜の劣化進行度を判断する重要な指標です。
3.苔、カビの発生

外壁の北側や湿気の多い場所に、苔や黒いカビが付着している場合は注意が必要です。塗膜の防水機能が弱まり、湿気が滞留している状態です。美観を損なうだけでなく、外壁材の劣化や健康被害(カビ胞子による影響)につながる可能性もあるため、早期の対策が必要です。
4.金属部分のサビ、腐食


庇、手すり、雨樋の金具などの金属部材にサビが発生すると、進行に伴い腐食や部材の破断リスクが生じます。サビは早期であればケレン処理と防錆塗装で対応可能ですが、腐食が進むと交換工事が必要となり、コストが大きく増加します。
5.外壁のひび割れ


外壁に見られるひび割れは、幅0.3mm未満の「ヘアーラック」と0.3mm以上の「構造クラック」に大別されます。前者は塗膜表面の劣化、後者は躯体(くたい:建築物の骨組みとなる構造体のこと)に影響を及ばす深刻な症状であり、特に構造クラックは早急な補修・調査が不可欠です。
6.コーキング(シーリング)の劣化


外壁目地やサッシ廻りに充填されているコーキング材は、紫外線や経年劣化により「硬化、収縮、亀裂」が発生します。コーキングの劣化は雨水の侵入経路となりやすく、外壁材や躯体へのダメージに直結するため、打ち替えや増し打ちによる補修が必要です。
7.塗膜のはがれ


塗膜が外壁から剥がれ落ちている状態は、塗装の防護機能が完全に失われた危険信号です。外壁材が直接外気や水分に晒されることで、早期に劣化・損傷が進行します。適切な下地処理と再塗装が求められます。
まとめ
外壁塗装は単なる「見た目のリフォーム」ではなく、建物を長期的に保護するための重要な維持管理工事です。
7つの劣化症状は、いずれも塗り替えを検討すべき明確なサインです。建物の資産価値を維持するためには、定期的な点検と適切なタイミングで塗装工事が不可欠です。
私たち匠健スは、外壁診断から最適な塗料選定・丁寧な施工まで一貫して対応しております。「うちの外壁は大丈夫かな?」と少しでも気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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