山口市/O様邸/屋根カバー工法/ファイバーグラスシングル


こんにちは!山口市の住宅リフォーム・外壁屋根塗装・各種工事を請け負う匠建設の藤野です。
今回は、O様邸の屋根カバー工法の工事をさせていただきました!!
屋根カバー工法とは?
古い屋根のうえに軽い屋根を張ってかぶせる工事方法のことです。古い屋根をはがして処分する手間と費用がかからないので、工事費用と工事期間を抑えることができます。 安心安全な屋根のリフォームとして確立されています。
では、施工事例をご紹介します!


施工前の写真ですが、色あせやコケの付着が見られ、既存板金と棟板金にはさびが目立っています。この錆を放置すると板金自体に穴が開くなどの破損、または固定部分の劣化も同様に進行するため、突風により板金が飛ばされるケースもあります。


まずは、錆ていた棟板金と既存板金を撤去します。


O様邸では屋根に天窓がついていたので、天窓を撤去する作業も行いました。天窓を撤去することで、「メンテナンスが不要」「雨漏りの心配が減る」「雨音が聞こえない」とメリットがあります。




続いて粘着ルーフィング葺きを行います。粘着ルーフィングとは、ルーフィングの裏面が粘着シートになっている防水シートなので、器具を使わなくても屋根下地に直接貼り付けることができます。


その後、ファイバーグラスシングル葺きを行います。ファイバーグラスシングルは、高耐久ファイバーグラスマットを芯材とする2層構造からなっています。これにより極めて高い耐久性と立体的で独特な意匠性をもたらすことができました。新築は勿論、リフォームでもオススメですので、今回行った屋根カバー工法でも屋根のダメージが少なく、雨仕舞(雨水を建物の内部へ侵入させねいための工夫)が良くなることでより安全です。




新しい棟板金を取付けたら完成です。


見違えるほど綺麗になりました。O様、数ある業者の中から弊社を選んでいただき誠にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
築20年以上が経過したスレートは屋根カバー工法の適正時期です。ただし、築30年を超える頃には屋根の劣化状況がかなり進んでいるはずです。そのため、通常のカバー工法ができず葺き替え工事を選択せざるを得ない場合があります。
又、風による影響が強い地域や、風に弱い屋根材で施工されている場合、築後1年でもはがれるといったことがおこります。海岸沿いや高台、建物の周りに風を遮るものがない地域は要注意です。
葺き替え工事を避けたい、費用を安く抑えたい方は、屋根の劣化が進む前に屋根カバー工法を検討してみてください。